2009年10月5日月曜日

世界大会



皆さん、久しぶりです。
今さらですが、8月にサンディエゴで行われた世界大会の印象について書きたいと思います。今年は初めて世界大会でジャッジとして働きませんでした。2004~2008年、5年連続ジャッジしていましたけど今年は株式会社Pokémon Internationalに通訳するように頼まれました!通訳者の役割はジャッジとかなり違いますので新しいチャレンジになりました。しかもノルウェー語じゃなくて日本語の通訳をしていました!4年間大学で日本語を勉強しましたけれでも、文を書いたり読んだりするのはいつも中心でしたし会話の練習はほとんどなかったですので僕の口頭日本語の能力にはまだ自信があまりないです... けど日本人の選手達の為に出来るだけ頑張りました!\(^o^)/

通訳者は皆上の写真で示してあるオレンジなTシャツを着ていました。始めはジャッジの博士っぽい白いコートが懐かしかったですけど、早くtranslator team(通訳者スタッフのチーム)に溶け込んで、通訳者はどれぐらい楽しい仕事が分かりました!通訳者は皆チームとして一緒に働いて、ジャッジ達の仕事を支えています。フランス語・中国語・オランダ語等様々な国の通訳者がいました。Translator teamのメンバーは20ヶ国以上の人がいましたし皆お互いの国の文化とか自分の国のポケモンの情報を交流しながら仲良くしていました。国際的な雰囲気で新しい友達を作るのが本当に楽しいです!

通訳者の仕事ではもちろんジャッジだけではなくプレイヤー達も支える仕事です。世界大会に参加するプレイヤーは例えばもし対戦中自分と違う言葉を話している相手が言っていることが分からない時があれば、それともジャッジが言っていることが分からない時があれば、手を上げて通訳者を呼びます。そのおかげで特に英語が分からないプレイヤーは安心して対戦出来ます。

プレイヤーの皆さんが感謝してくださっていることが伝わってきたので、とても嬉しかったです。マスターのプレイヤーはあまり通訳者を呼ばなかったですけどシニア達は時々呼んできましたし、ジュニアリーグの子供達は一日中山ほど質問がありました。笑 ありがたいことに日本語の通訳者は後三人いました。しかも三人とも日本人で、ネイティブスピーカー(母語話者)でした。子供たちが僕の片言日本語に驚かされたり困らされたりしたことがあったら、日本人の通訳者はいつも助けてくれましたのでとてもお世話になりました。

今年の世界大会でもノルウェーの大会でいつも会うプレイヤー達とか一年に一回しか会えないアメリカ人の友達とか、家族の人とか、日本の留学の時いつも大阪のカード店の大会で会ってたプレイヤーとか、アメリカと日本でポケモンの仕事をしている人達とか、皆さん同じ場所で集まっていましたので感動しました。もう来月の8月のハワイで行われる世界大会をとても楽しみにしています!またスタフとして採用されたら嬉しいです。^_^

2009年6月29日月曜日

アメリカ全国大会速報レポート

昨日アメリカ合衆国の世界大会代表は決定されました!今年のアメリカ全国大会では初めて参加者が1000人越えました。1200人以上のプレイヤーがミズーリ州のセントルイスで集まって二日にかけてずっと対戦していました。27日(土)に4266個のポケモンカードゲームの対戦があって、それぞれのリーグでベスト32人が28日のファインルへ進みました。結局以下のデッキは優勝しました。

ジュニアリーグ
Justin Whitakerくん
カイリキーデッキ

シニアリーグ
Aylam Rosenthalさん
ゲンガー・ニドクインデッキ

マスターリーグ
Kyle Sucevichさん
レントラーGL・ゴウカザル四デッキ


写真はhttp://www.go-pokemon.comからコピーしました(欧米の公式カードゲームウェッブサイト)

2009年6月28日日曜日

ノルウェー全国大会 ~ マスター

先週の週末カナダ全国大会が行われ、今週の週末アメリカ合衆国全国大会が行われますから、そろそろ各国の代表のプレイヤーは皆決定されます。今度メキシコやカナダやアメリカの結果もブログに載せたいと思いますが、今回はノルウェーのレポートを続けマスターリーグの結果について書きます!


5月23日(土)の予選のプレイヤー達とジャッジ達


ノルウェーは今年165人が全大会に参加しました。今日紹介するマスターリーグは参加者が49人いました。今年のマスターリーグも、初めてマスターリーグで出ている15歳のプレイヤーもその3倍の歳の親のプレイヤーも中高生も大学生も様々な歳のプレイヤーが一緒にポケモンを楽しんでいるリーグでした。2003・04・05・06・07・08年のノルウェー全国大会優勝者も参加しましたから強いプレイヤーは多かったです。しかも去年の世界大会で2位になったカーン・レさんも参加し、予選で全勝でしたよ!


5月23(土)の予選


壁に貼ってある青い紙をチェックしたら次の相手が分かります!


5月24(土)の決勝。ジャッジ達はルールの話に夢中


5月24(土)のベスト4人の決勝



5月23日に行われた予選でよく勝っていたプレイヤーは24日のファイナルへ進むチャンスがありました!49人の中でベスト8人は進みましたから、ジュニアと同じ長さの大会でした。結局以下のプレイヤーとデッキは上位になりました。

マスターアリーグの結果



1位
ウィリー・クンさん
ゲンガー・ニドクイン
8-1
 
2位
キム・エーリク・エリクセンさん
ゲンガー・ニドクイン
7-2
 
3位
カーン・レさん
フライゴン
7-1
 
4位
ミッケル・リンドハイムさん
ゲンガー・カイリキー・ニドクイン
6-2
 
5位
リンネア・ベストレさん
スピアー
5-2
 
6位
ワイ・ファンさん
カイリキーゲンガー
5-2
 
7位
ベンヤミン・ベーレンスさん
ゲンガーニドクイン
5-2
 
8位
ファイ・チャンさん
カバルドン・ハピナス
4-3

ゲンガーばっかりですね。ジュニアリーグみたいにSPデッキは一つも生き残れませんでした。5位のスピアーデッキと8位のカバルドン・ハピナスデッキ以外は全部アンチーSPデッキです。そして全部のベスト8のデッキはエネルギー1個だけでよく戦えるスピードが高いデッキでした。優勝者のウィリークンは10年間ぐらいポケモンカードをしているノルウェーでよく知られているプレイヤーで、やっとノルウェー1位になりました!


ファイナルではこのような対戦でしたよ!



Gengar

ノルウェー全国大会 ~ シニア

先週の週末カナダ全国大会が行われ、今週の週末アメリカ合衆国全国大会が行われますから、そろそろ各国の代表のプレイヤーは皆決定されます。今度メキシコやカナダやアメリカの結果もブログに載せたいと思いますが、今回はノルウェーのレポートを続けシニアの結果について書きます!


5月23日(土)の予選

ノルウェーは今年165人が全大会に参加しました。今日紹介するジュニアリーグは参加者が76人もいました。世界中のほとんどの国は一番人数が多い年齢層がマスターですが、なぜかノルウェーは例外で毎年シニアプレイヤーが一番多いですよ。


5月23(土)の予選


予選のシニアリーグを監督しているジャッジ


5月24(土)のベスト8人の決勝


5月24(土)のベスト4人の決勝



5月23日に行われた予選でよく勝っていたプレイヤーは24日のファイナルへ進むチャンスがありました!76人の中でベスト16人は進みましたから、長くて難しい大会でした。結局以下のプレイヤーとデッキは上位になりました。

シニアリーグの結果



1位
ダヴィッド・H・イエンセンさん
ゲンガー・ クロバットG
勝9負2
 
2位
ヨン・オスカル・Nさん
ゲンガー・クレセリアlv.X・クロバットG
勝8負3
 
3位
トルド・レクレヴさん
レントラーGLlv.X・ディアルガGlv.X・ユクシーlv.X・エルレイド四lv.X
勝9負1
 
4位
アイリック・A・パウルセンさん
ヨノワール・ドータクン・ミカルゲ・ディアルガG lv.X
勝8負2
 
5位
エンドレ・ニルスソンさん
マニューラ(DP3)・カイリキーlv.X
勝7負2
 
6位
マルクス・ニルセン
ユクシーlv.X・カイリキーlv.X・Shiftry
勝6負3
 
7位
ハッマス・ムバシル
エルレイド四lv.X・ゴウガザル四lv.X
勝6負3
 
8位
フェルディナンド・スコール
ゲンガー・カイリキーlv.X
勝6負3

SPデッキはなかなか生き残りにくいメタですね。ほとんどの上位のデッキはSPに強いゲンガーとカイリキーでした。しかしこのようなアンチSPデッキが多いって言ってもエルレイド四のデッキが二つ上位を果たしましたし、確かにジュニアの結果よりSPデッキが多いです。



ファイナルではこのような対戦でしたよ!



Gallade

2009年6月13日土曜日

ノルウェー全国大会 ~ ジュニア

久しぶりにブログをアップデートします。前回のアップデートからずっとノルウェーとデンマークの全国大会で大忙しでした。今からその二つの大会の結果・印象・写真・レシピをちょっとずつブログに載せるつもりです。まずは5月23日から5月24日まで行われたたノルウェー全国大会のジュニアリーグの結果を紹介したいと思います。


5月23日(土)の予選

ノルウェーは今年165人が全大会に参加しました。少なく聞こえるかもしれませんが、人口が少ないヨーロッパの国としてはかなり大勢です。今年、ヨーロッパの15つの全国大会の中で、人数がノルウェーより多い全国大会はドイツとイギリスだけでした。今日紹介するジュニアリーグは参加者が40人でした。


5月24日(日)のベスト四人 ~ 対戦中

5月24日に行われた予選で良く勝ってたプレイヤーは25日のファイナルへ進むチャンスがありました!40人の中のベスト8人だけは進むことが出来たので、難しいチャレンジでした。結局以下のプレイヤーとデッキは上位になりました。


ジュニアリーグの結果



1位
シャーゼブ・ムバシルくん
ゲンガー・フライゴン(DPt2)
勝8負1
 
2位
エミル・ベストレくん
サーナイト(DP4)・エルレイド(DP4)
勝7負2
 
3位
シーヴェル・ションくん
カイリキー・カブトプス
勝7負1
 
4位
デーク・ムハッムドくん
ゲンガー・カイリキー
勝6負2
 
5位
マルクス・パルムグレーンくん
ランパルド・ゴローニャ
勝5負2
 
6位
セバスティアン・ヨハネセンくん
ギラチナ・ベトベトン・ロズレイド
勝4負3
 
7位
ヘンリク・ノーデランド
ライチュウlv.X・レントラー・レジギガスlv.X
勝4負3
 
8位
シャニヤン・ナーヴァネーターライ
ムウマージ・ダグトリオ
勝4負3


ファイナルではこのような対戦でしたよ!



Gallade Flygon


エミルくんはエルレイドとサーナイトのワザで早くサイドカードを四枚も引きましたが、シャーゼブくんの強いゲンガーとフライゴンlv.Xは難しい相手になりました。結局シャーゼブくんはフライゴンでエミルくんの最後の超エネルギーを持っているサーナイトを倒しました。ちょうどエミルくんが夜のメンテナンスを引きたかった時に、シャーゼブくんはフライゴンlv.Xの「しんしょくのあらし」ポケボディーで夜のメンテナンスを山札の上からトラッシュしました!両方のプレイヤーは色々なワザやポケボディーやポケパワーを使いましたし、一番のプレイヤーは一時間以上もかかったなかなか忘れられない対戦で決定されました。

大会のベスト四人は世界大会へのinvitationを手に入れました。つまりベスト四人は世界大会に参加出来る権利を得ました。しかも優勝者は無料のサンディエゴへの旅行も手に入れました!シャーゼブくんは8月のアメリカ旅行をとても楽しみにしているそうです。

2009年5月20日水曜日

イギリス全国大会

5月16日にイギリスでもベルギでも全国大会が行われましたから、ベルギとイギリスの世界大会代表がやっと決定されました! ベルギでは78人のポケモンプレイヤーが集まり、イギリスでは180人も集まりました。僕のukpokemonproという友達はイギリスの大会でジャッジしましたから結果を教えてくれたし、写真もくれました。レギュレーションはDP1~Pt1でした。


人数が多かったのでケムトンパークレースコースという会場がいっぱいでした

ジュニア
1位 カメロン・Dちゃん
不明

2位 クリストフェル・Fくん
キングドラデッキ

3位 アレックス・Lくん
不明

4位 ダニエル・Cくん
不明

シニア
1位 ニコラス・Fさん
ディアルガG lv.X・パルキア G lv.Xデッキ

2位 サムエル・Mさん
ゲンガーデッキ

3位 アダム・Hさん
ジバコイルデッキ

4位 ルーク・Pさん
キングドラデッキ


マスター
1位 サミさん
キングドラ・スカタンクG・クロバットGデッキ

2位 アンディさん
ゲンガー・クレッセリアlv.Xデッキ

3位 ヤシンさん
キングドラデッキ

4位 ヨーヴァンさん
ディアルガG lv.X・パルキア G lv.Xデッキ


マスターリーグの印象

ジュニアの1位・3位・4位のデッキを知ったら早速ブログをアップデートします。すみませんでした。

イギリスではDP5のキングドラは本当に人気がありますね。日本も確かにそうだったと思うんですが、ノルウェーならPt1が発売されてからキングドラは全くメタから消えてしまいました。ノルウェーはメタルエネルギーが沢山ついているディアルガGLV.XとドータクンGのコンボが流行っていましたから、60ダメージしか与えないキングドラはなかなか優勝できないようになりました。イギリスではSPデッキだけじゃなくて、ゲンガーやジバコイルのような進化デッキも人気がありますから、キングドラのエネルギー一枚で60ダメージを与えるワザは強いはずです。ジュニアリーグでどんなデッキはファイナルでキングドを倒しましたかな?気にななりますよね!

ジュニアの優勝者のデッキは残念ながら全く不明ですが、シニアとマスターの優勝者のデッキはレシピまで分かります。だから取りあえず以下のデッキレシピを楽しんで下さい!


シニアリーグで優勝したデッキ

ポケモン
3 ディアルガ G
1 ディアルガ G lv.X
2 パルキア G
1 パルキア G lv.X
2 ヤジロン
2 ネンドール
2 ユクシー
2 エムリット
2 ドータクンG
2 アンノーン G
1 クロバット G
1 アグノム

トレーナのカード
4 ハマナ
3 アカギ
3 みずき
4 ポケターン
4 エネルギーゲイン
3 パワースプレー
2 ワープポイント
1 ゴージャスボール
1 プレミアボール
2 夜のメンテナンス

エネルギー
4 鋼 (特徴)
2 鋼
3 水
3 コール


マスターリーグで優勝したデッキ

ポケモン
4 キングドラ
3 シードラ
4 タッツー
3 ネンドール
3 ヤジロン
2 クロバット G
1 スカタタンク G
2 アンノーン G
2 ユクシー

トレーナのカード
4 破れた時空
4 ふしぎなアメ
4 みずき
4 ハマナ
4 スーパーポケモン回収
2 ゴージャスボール
2 シロナの想い
3 ワープポイント
1 夜のメンテナンス

エネルギー
8 水

今週の土曜日と日曜日はノルウェーの全国大会をヘッドジャッジします。緊張しています!フィンランドとドイツの全国大会も同じ週末に行われますからヨーロッパのポケモンカードのファンにとってビッグウィークエンドです!!結果が分かったらブログもアップデートします。^_^

2009年5月8日金曜日

最近の海外のポケモンカードのニューズ

ニューズ1
5月20日に次の英語版のポケモンカードゲーム商品は発売されます。Rising Rivalsという商品は日本のPt2ブロックのカードだと思われていますが、カードリストはまだ発表されていないので日本の商品と違いがあるかどうかはまだ不明です。Rising Rivalsにどんなカードが入っていることによって世界大会やアメリカ全国大会、また僕が開催するノルウェー全国大会とデンマーク全国大会のレギュレーションが決定されます!もしかしてだれも予想出来なかったカードが入ってるかな?という話題が最近欧米でよく出ています。今週の週末はアメリカ各州でPrerelease Tournamentが行われます。Prerelease大会とは発売される前にRising Rivalsを見たり手に入れたりする特別なチャンスのイベントですから週末を待てないプレイヤーがたくさんいます。土曜日にやっとカードリストは待っているプレイヤーに明確になります!

ニューズ2
今週Pokégymというフォーラムで日本の新しい大会賞品話題になっています. 新しい勝利メダルのイラストがかっこいいと思っている人は少なくないです。ギラティナのシール・デッキケース・プレイマットも日本にしかない賞品だから、Pokegymのメンバーは日本人のプレイヤーをうらやましがっています。

ニューズ3
もう古いニューズかもしれませんが、この前の株式会社Pokémon Internationalの発表によると今年の9月1日に新しい大会ルールが導入されます。新しいルールによると欧米の大会で日本語版のカードは使えなくなります。アメリカやヨーロッパのプレイヤーの中で日本語版のカードが大好きな人が多いですから、大会で日本語のカードが多いデッキを使ってる人はたくさんいます。1999年から今までの大会ルールによると外国語のカードは使ってもよかったですからプレイヤーにとって禁止になるのはびっくりです。

つまり日本以外は日本語版のカードを使ってはいけませんし、ドイツ以外ドイツ語のカードを使ってはいけません。自分のコレクションのほとんどのカードはもう使えなくなりますから困っているプレイヤーがいるし、外国語のややこしさから解放されたので喜んでいるジャッジもいるし、新しいルールはポケモンカードゲームのファンの中で最近よく議論されていることです。もちろん世界大会は例外ですから日本人のプレイヤーは相変わらずアメリカで行われる世界大会で日本語版のカードを使ってもいいです。

2009年5月4日月曜日

僕のカードコレクション

レケット団参上!ひかるハガネール


ちょうど9年前です。2000年5月に僕は初めて日本語版のポケモンカードを手に入れました。日本に行って来たお父さんはおみやげとして13才の僕にロケット団金、銀、新世界へ...というパックを買ってくれました。パックの中には色々な見たことはなかった新しいカードが入っていましたし、読めなかった不思議な日本語の文字が書いてあったし、とても面白かったです。

カードの中に一番喜んだカードはレケット団参上!でした。初めて見たキラキラのトレーナカードでしたし、その上初めて見た珍しさのところに白いスターのマーク()が書いてあるカードでした。本当かどうか分かりませんが、人に白いスターのカードは300分の1のパックに入っていると言われました。誇りのカードでした。イラストも僕が一番好きだったスギモリ・ケンさんの作品でしたから嬉しかったです。

2001年の夏にオスロ(ノルウェー)にあるカード店の大会で優勝して、賞品としてまた日本語版のパックを手に入れました。その時は闇、そして光へ...というパックで、またとても特別のカードが入っていました。僕の一番好きな鋼ポケモンのハガネールの新しいひかるバーションでした!珍しさのところにスターが三つも書いてありましたからまたとても珍しいカードを手に入れたことが分かりました。この二つの誇りのカードを大切にするために額縁に入れておきました。

4年間もずっとこの二つのカードを額縁から出せませんでしたが、2005世界大会で出す理由が出来ました。スギモリ・ケンさんは世界大会が行われたサンディエゴまで来て、サンディエゴで集まった世界中のポケモンカードのファンにカードをサインしてくれました。僕はコレクションの中の一番大切の二つのカードをサインしてもらいましたから、レケット団参上!ひかるハガネールの珍しさが一段上がりました。仮名しか読めなかった僕はスギモリさんに”ひらがなでサインしてくれませんか?”と聞いたら、スギモリさんが笑いながらひかるハガネールにひらがなで名前を書いてくれました。

今でも僕にとって一番大切で珍しいカードです。

2009年4月3日金曜日

ヘードマルク地方の結果

3月21日にヘードマルク地方にポケモンカードゲーム地方大会が行われた。僕はヘッドジャッジするためにヘードマルクにあるハーマル市に行ってきた。初めてこの首都からかなり離れている市のポケモンプレイヤーに会えて、とても楽しかった。驚いたが、遠くから来たプレイヤーが沢山いたおかげで人数は結局3月1日のオスロ地方大会と同じだった。やっぱりノルウェーのプレイヤーは熱心だな!親達も朝早く車でプレイヤーの子供を遠い所まで送ってあげたし、子供の趣味をいつも一生懸命支えてるし、お疲れさま!

では、今回の優勝したデッキを見てみよう。

ジュニアリーグ

1位 シャーゼブ・ムバシルくん
マニューラG・ドクロッグG等

2位 シーヴェル・ションくん
ヨノワールlv.X・ゲンガーデッキ

3位 アールレンド・ライスターくん
バンギラス・アーマルドデッキ

4位 エミル・ベストレくん
ディアルガG Lv.X・ドクロッグG・ドータクンGデッキ

シニアリーグ
1位 マルクス・ニルセンさん
ぎんがデッキ

2位 ヨン・O・ニャルヴぇさん
アグノムLV.X・エムリットLV.X・ユクシーLV.Xデッキ

3位 トム・K・ヨハネセンさん
カイリキーLV.Xデッキ

4位 クリスティアン・R・ホイクさん
キングドラデッキ

マスターリーグ
1位 ケンネット・ニルセンさん
ゲンガーデッキ

2位 カーン・レさん
ディアルガGLV.X・ドンカラスG等

3位 ミッケル・リンドハイムさん
グライオンLV.X・ジュペッタ(DP3)デッキ

4位 オスカル・S・ヨースタさん
グライオンLV.X・ヨノーワルデッキ

面白い結果だと思う。シャーゼブくんもマルクスさんも地方大会のような大きい大会で優勝するのが初めてだった。しかもオスロの大会で各リーグの優勝のデッキはたねポケモンしか入っていないデッキだったが、ヘードマルクのマスターリーグではゲンガーのような2進化ポケモンが効果的だった。ケンネットさんはメタゲームを考えて、オスロ大会のマスターリーグでベスト2になった両方のデッキに対して強いゲンガーを選んだみたいだね。ケンネットさんは最後の対戦で2008年世界大会2位のカーン・レさんにも勝てましたし、すごいと思います。



ジュニアとシニアでは相変わらずぎんがのデッキはとても強い。今度の大会でまたギンガ団が一番なれるかな? そしてゲンガーがマスターリーグで優勝したのでこれからゲンガーの人気が上がるかな?それとももしかして悪ポケオンが人気になる?!次の大会は楽しみにしている!

2009年3月21日土曜日

オスロの地方大会

3月1日にオスロで地方大会を開催した。オスロはノルウェーの首都だから、参加者はいつも多めだ。そしてこの大会はノルウェーの初めてのPlatinum【ギンガの覇道】が使える公式大会だったので、特にエキサイティングだった!DP1~Pt1の新たなレギューレーションでどんなメタが出てくるかな?


ジュニアリーグ
1位 エミル・ベストレくん
ディアルガG Lv.X・ドクロッグG・ドータクンGデッキ

2位 シーヴェル・ションくん
ブーバーン・ヒードランLv.Xデッキ

3位 シャーゼブ・ムバシルくん
不明

4位 デーク・ムハッムドくん
ヨノワール・ギラチナLv.Xデッキ

シニアリーグ
1位 トルド・レクレヴさん
マニューラG・ディアルガG Lv.Xデッキ

2位 アンディ・チュンさん
マニューラG・ディアルガG Lv.Xデッキ

3位 ダヴィッド・H・イエンセンさん
ランパルド(Pt1)デッキ

4位 ヨン・オスカル・Nさん
カイリキーLv.Xデッキ

マスターリーグ
1位 エヴァンズ・チュンさん
アグノムLv.X・エムリットLv.X・ユクシーLv.Xデッキ

2位 カタリナ・ベストレさん
ディアルガG Lv.X・ドクロッグG・ドータクンGデッキ
3位 ケンネット・ニルセン
ランパルド(Pt1)デッキ

4位 ギオ・チャンさん
ハッサム・シェイミLv.X


かなりたねポケモンが強いメタになってるね。新しく発売されたばかりのPlatinumのカードなら、ギンガのSPポケモンやランパルドはもうプレイヤーにはやっている。

今回の優勝者は3人とも去年の世界大会でノルウェー代表プレイヤーとして参加したプレイヤーで、相変わらず強いようだ。今後の地方大会では新しい最強のデッキか新しい最強のプレイヤーが注目になるかな?楽しみにして下さい!

自己紹介

皆さん、はじめまして!
僕はポケモンカードゲームが大好きなノルウェー人です。テゴと呼ばれています。

大学で日本語を勉強しながらノルウェーのポケモン公式大会をコーディネイトしたりヘッドジャッジしたりしています。よろしくお願いします!


履歴
昔からポケモンカードをしています。1999年12月6日にBase Setというブロック(北米版の最初の賞品の名)のTHEME DECKの封を切れて、初めてのポケモンカードを手に入れてから、ポケモンカードゲームは僕の人生に大きな役割を果たしています。

2000年10月にノルウェー全国大会をシニアリーグで参加して初めて大会のエキサイティングな世界と接しました。その時から沢山のプレイヤーが集まっている大会のにぎやかで素晴らしい雰囲気が大好きです。シニアリーグで優勝したおかげでノルウェー代表として2000年12月にアメリカ合衆国のニュージャージー州で行われたSuper Trainer Showdownに行くことになりました。(STSとは世界大会と同じような世界中のポケモンプレイヤーが集まって一位を決める大会でした)国際的な雰囲気で毎日様々な新しい友達とポケモンの会話したり、カード交換したり対戦したりするのは、14才だった僕にとって最高な経験でした。


2002年のStadium Challenge (ヨーロッパチャンピオンシップス) アムステルダム、オランダ

そのSTS(Super Trainer Showdown)を含めて8回国際ポケモン大会の為に大西洋を渡ってノルウェーからアメリカまで行ったことがあります。2000年も2001もSTSに代表として参加し、2002年初めての世界大会にも参加しました。2003年にはプレイヤーの役を辞めてポケモンノルウェーでアルバイトに就いて大会のジャッジやコーディネイトを中心にし始めました。それから2004年・2005年・2006年・2007年・2008年にジャッジや通訳者としてアメリカで行う世界大会に参加しています。プレイヤーの頃大好きだった国際的な雰囲気や、最強のプレイヤーの対戦の観察には今でも相変わらず興奮させられます。これからも毎年参加できれば嬉しいと思います。

最近
去年の11月から今年の1月にわたってノルウェーの各地で行ったCity Championships【都市チャンピオンシップ】という大会を開催していました。3月中はノルウェーの4つの地方でTerritory Championships【地方チャンピオンシップス】を開催しています。地方チャンピオンシップスの結果や写真をこのブログに載せて、速報レポートを作りたいと思います。そして5月の月末のノルウェー全国大会でも、6月の月初めのデンマーク全国大会でもヘッドジャッジをします。これらの大きくて重要な大会について、レポートを載せたいと思いますから、どうぞ楽しみにして下さい!


2008年のワールドチャンピオンシップス オルランド、フロリダ